関西舞台挨拶アフターレポートお届けします

3月8日、京都・MOVIX京都、大阪・テアトル梅田にて映画『親鸞 人生の目的』の公開記念舞台挨拶が行われ、杉良太郎さんが登壇されました。京都では映画館スタッフの心づくしの杉さんのイラストに迎えられ、「映画館での舞台挨拶は55年ぶり」と述べ、声だけの演技の新鮮さを語りました。

また大阪では、若い頃の思い出として主演舞台のチケットを自ら売り歩き、親切な印刷会社の社長に助けられたエピソードを語りました。さらに、大阪新歌舞伎座で50回連続公演を達成した経験に触れ、「毎日が命日という覚悟で舞台に立った」と振り返りました。

本作のテーマである「煩悩」については、「人間は神ではないから捨てられない」と述べ、「死後を考えるより、生きている間に幸せを積み重ねることが大切」と人生観を語りました。さらに、自身も若い頃に演技の悩みから壁に頭を打ちつけて気絶した経験も明かしました。最後に、福祉活動について触れ、「これからも活動を続けるので、皆さんも健康に気を付けて」と観客へメッセージを送りました。

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